こんにちは!星乃(@madoka_hoshino)です。
あなたは楽しく子育てしていますか!?子育てに向いてなくても、苦痛でも、大丈夫な理由があります。
世の中には、すごい子育てをしてる人がいますよね。子供をみんな東大にいれたとか、子供がスポーツで一流にしたとか。何かに秀でた子供にした親はすごい親努力している親すばらしい親という評価です。
子育てをしている世代なら、そういう親を参考にしたり、教育方法を学んだりしたことがあるのではないでしょうか。
いや、うちはこんなに子供に時間を割く余裕はない…
とても真似できない
わたしには無理だ…
と思って落ち込んでしまう人もたくさんいるかと思います。ですが、あそこまでやれている親はほとんどいないと言ってもいい。話題になってメディアに取り上げられるという事は、それだけ希少価値があるからなのですから。
そして、そういうスーパー教育方法を実践したすごい親を見ても、落ち込む必要はないという事を言いたいと思います。
すごい教育をしている母親はそれが「趣味」だから
すごくわかりやすく、身もふたもない言い方をしますが、すごい教育をしている親は「それが趣味」だからです。趣味だから「好きなこと」なのです。
きっちり子育てしなきゃとか、子供をこういう風に育てなきゃ、とかじゃなく好きでやっているのです。子供を産んだらちゃんと育てないと…なんていう義務の感覚じゃないのです。
スキーが趣味とか料理が趣味とか、サーフィンが趣味とか、車が趣味とか、登山が趣味と、か部屋の模様替えが趣味とかと同じで子育て&教育が趣味なのです。スキーしなきゃ、とか登山しなきゃ、とかサーフィンしなきゃ、とか思わないですよね。
好きでやってるから熱中するし、飽きないし、研究心もすごいし続けられるし、結果も出すわけです。
子育ての本を出したというのは、キャラ弁を趣味で作っていて、それが世間の目に留まってキャラ弁の本を出したというのとまったく同じなのです。教育とかって考えるから、ちょっと高尚に聞こえるだけなのです。
だから、あそこまで熱心に子育てできないよ…そんな余裕ないよ…と思う人はただ単にあなたの趣味の中に子育ての割合が低いだけなのです。身もふたもない表現ですが、おおむね合っているのではないでしょうか。
子育てが好きじゃないことに負い目を持たないようにしよう
子育てが趣味じゃないのなら、熱中できなくても仕方ありません。
苦手な事、好きじゃないことをずっとやらなくてはならないほど苦痛なことはありません。苦手ならやめればいいですよね。
でも、子育てには責任がある、、、と思うからこそ、苦痛を感じてしまっているわけです。
でも、それでいいのです。別に熱中できなくても、苦痛でもOKなのです。
「そこまでできないよ」「こんな熱意は持てないよ」「共働きだし時間取れないから!」でいいのです。もしくは「子育てより、仕事の方がおもしろいから!」でもいいのです。
子育て上手なママが結果的に良いママかっていうとまた別の話だからです。
母がいわゆる世間一般で言う子育て上手じゃなくても、子供がしっかり育っている人はごまんといます。
上手に子育てしなけばというプレッシャーが一番子供に悪影響
逆に、教育のプレッシャーを感じすぎると
うまく子育てしなきゃ
一流に育てなきゃ
立派な子に育てなきゃ
勉強できる子に育てなきゃ
誰にでも好かれる子に育てなきゃ
etc
と母親の方に余裕がなくなり、かえって子供に無言のプレッシャーがかかってしまいます。たとえそれを口に出さなくとも、 雰囲気は子供に伝わるのですから。親の期待にこたえなければと暗黙の了解のように子供が無理に頑張るようになってしまいます。
立派な子に育てなきゃ→立派な子にならなきゃ
勉強できる子に育てなきゃ→勉強できる子にならなきゃ
というふうに。
実際、 進学塾でも一番子供の勉強の障害になっているのは、なんと親であるというデータがあるくらいですから。
勉強の邪魔をしなくても、プレッシャーをかけたり、口出しをしすぎたりして心理的障害になっているという事です。
子供がその期待にこたえられなくなった時、プレッシャーに押しつぶされそうになった時、「親への罪悪感=自分への罪悪感」になってしまうのです。自己肯定感が低い子どもになる確率が上がってしまうのですね。
ダメ母でも子供がまともに育っている場合は何が違うのか?
母が料理も掃除も下手でお金の工面もできないとか、ダメ母でも子供が平均以上にまともに育っている人は結構います。
親がダメだからこそ、子供がしっかりとした、っていうのもあるでしょう。
ですが、もっと大事な事があって、これは確信に近いものがありますが、ダメ親でも子供がまともに育っているパターンの場合、親がダメという自覚があまりなく、罪悪感を感じてないというのがあります。
つまり、親は状況的にはダメダメでも、あまり悲壮感がないのです。
危機感がないともいえますが、とにかくあっけらかんとしていたり、明るかったりして、意外と楽しく暮らしているのです。この罪悪感のなさが、意外にも子供にも罪悪感を植え付けなかったんじゃないかと思います。
人間は長く一緒にいる人間に影響を受け、脳波まで似てくるというデータがありますからね。子供が親となんだかんだで似てくるのはこういう理由もあるのです。
だからこそ、一番子供によくないのは、ちゃんとした子育てができない事ではなく、「できないのを自分で責めること」であるわけです。
子育てが趣味ではないならいっそのこと、「まあ、得意じゃないしね、できるレベルで適度にやるわ!」ぐらい、あっけらかんと割り切った方がいい笑
「うまく教育しなければ!」
「あの人がやったようにうちの子もいいところに入れなければ!」
と、趣味じゃないのに気張るくらいなら、自分の好きなことをして、毎日楽しく、幸せな親でいたほうがずっと子供にはいい影響があるのです。
ずぼらでも、料理や掃除ができなくても、子育てより仕事に夢中でも、幸せを感じているお母さんの方がいい。
親がやりたいことをやって幸せな脳波を出していれば、 子供にもその幸せな脳波が伝わって影響を受けるという事なのです。それが一番の、何よりの教育なのですね。
まとめ:大事なのは母が楽しく暮らして幸せでいること
わたし自身も、すごいスーパーな教育方法を実践したお母さんたちのようにはたぶんできません。子育ては、そこまで趣味ではないから笑
だからこそ、無理せず、自分は子育ては得意ではないのだ、という自覚を持っています。そのうえで、できることを考えたのです。わたしが子育ての最低限のラインとして引いているのが
「自己肯定感が高い子にすること」「自分を愛せる子にすること」だけです。
自己肯定感が高いだけで、人生を前向きに進めること、人生に幸せを感じれること、やりたいことを素直にやれることに繋がることがわかっているから。
わたしは子育ての本をたくさん読んで、その共通点を探し出して、それを実践しています。誰か偉い人が書いた理論の本より、実践の本をよく読みます。
どの本にも書かれている、共通のエッセンスこそが普遍的などんな子にも通用する教育方法かなと思うのです。メンタリストDaigoさんの書かれた子育て本はデータに基づいた内容になっているので、データ重視のわたしにはとても良かった笑
たいていの子育て本は自分の経験から書かれているので、客観的なデータを混ぜて、メンタリストという心のスペシャリストからの視点で書かれた子育て本は他の本には無い内容でした。
ただ、Daigoさんは子育てをしたことがあるわけではないので、データとして書かれている部分を自分の子育てにプラスアルファで取り入れる感じがいいかなと思います。
●子供を子ども扱いしない(ちゃんと自分で決めさせる)
●どんなに幼くても一人前として扱う(判断を尊重する)
●子供と親は対等
●どんな小さなことでも褒める
●叱る、注意するより褒める割合を増やす
などなど、いろいろ見えてくるものがあります。それを実践するだけ。あとは、幸せなママでいることだけ!
子育ても、もっとシンプルに考えていいのだと思っています。