こんにちは!星乃(@madoka_hoshino)です。
あなたは今現在、もっとお金があればいいなと思っていますか?
今の日本で家族を持つ世代ならば、お金が潤沢にあって余るくらいです!
なんて言える人は少ないのではないでしょうか。
教育費はどんどん高くなる、税金もどんどん高くなる、マイホームも欲しいけど不動産はどんどん高くなる、老後の蓄えも心配…。
もっと、潤沢な資金が欲しい!
むしろそういう家庭の方が多いかと思います。
我が家もマイホームを現金で買ってしまったため、ローンはありませんが、かといって、なんでも好きなもの買っていいよ♪行きたいところは全部いっちゃお♪なんて、無駄な浪費はとてもできません。
今の日本では、 お金の考え方を大きく変えなければ、どれだけお金があっても足りなくなっていきます。
特に、マイホームや老後資金、教育資金は大きく金銭的な負担として積み重なってきます。サラリーマンパパのお給料だけで、この3つを賄える時代は昭和で終わっています。
これからの時代、お金についてどう考えていけば安心できるのでしょうか。
倹約家であり貯金も得意。資産運用もしている星乃の視点から書いてみようと思います。一般的な給料の家庭を基準にしていますので、一部のリッチな方は当てはまらないと思いますので、スルーしてくださいね。
マイホームを買って後悔する人続出!銀行員の口車に乗せられて多大なローンを組んでしまう
今、銀行も苦しいので、その人のキャパ以上のローンを組ませてマイホームを買わせることがすごく多いです。今や大人気のマンション価格は、中古物件でも5000万円という値段がついてます。(東京都内)
6000万、7000万円とかの高級マンションでも、共働きならばと、35年ローンで毎月10万以上のローンの支払い契約をさせる銀行はすごく多い。
30歳で35年ローンでようやく今の退職年齢である65歳。
35歳で35年ローンだったら70歳です。
40歳で35年ローンとか、75歳まで払わなければなりません。
めちゃくちゃ現実的ではないんですが、不動産会社も銀行も、平気でローンを組ませてきます。恐ろしい…。正直、 ローンならば理想は55歳までに終わるように計画しなければなりません。
なぜかというと、もしサラリーマンである場合、給料のピークは55歳だからです。
65歳まで雇われたとしても、(今後は70歳まで)ほとんどはいったん退職からの再雇用というスタンスになります。契約社員という形になる場合も多く、 給料は半額くらいになることを忘れてはいけません。
減給になってから10年も月10万円以上の固定費が出ていったらキツくなることは確実です。身に余るローンを、不動産会社と銀行の口車に乗せられて契約してはいけません。間違いなく地獄が待っています。
マイホーム、教育資金、老後資金の3つを給料と貯金ですべてカバーすることはできない
これが今の日本の真実ではないでしょうか。今では共働きが増えていますので、二馬力ならばなんとかカバーできるかもしれません。
ですが、それでも 給料と貯金だけでマイホームを買い、子供の教育資金を賄い、老後のためのお金まで準備するのはかなりきついと思います。
貯金が得意で倹約家のわたしでも、むずかしいな~と思いますもん。で、わたしが提案したいのは、これのどれかをいったんあきらめることです。
●マイホーム
●教育資金
●老後資金
これらの一つ、もしくは二つの項目をいったんあきらめるのです。
星乃なら、老後資金とマイホームは後回しにする
これらの3つの項目で、わたしが削るならば、老後資金とマイホームです。今、マイホームもなく、貯金も少ないならば間違いなくそうします。
もちろん、バランスも大事なので、すべてのお金を教育資金に使えというわけではありません。ですが、子供にはある程度の教育をかけてあげたいですし、子供が育ってからでは教育は遅い場合も多くあります。
「時期を待ってくれない」という意味では、教育費は最優先ではないでしょうか。
マイホームは買うタイミングが大事。不動産価格はかなり上下する!
資産運用に詳しい人ならばわかりますが、 不動産価格は時期によって大きく変わります。欲しいタイミングで買えばいいわけではないのです。
わたしは2013年ごろにマイホームを買いましたが、 間取り的には少ないにも関わらず、その時よりも不動産価格は500万以上、上がってると思います。
近場で新築物件が建ち、値段も公開してるので、ちょくちょくチェックしますが、こんなに高くなっているのか、とびっくりします。オリンピックがあったり、景気やブームもあり、不動産価格は上下します。ローンの金利も上下します。
今は日銀(日本銀行)の政策で日本はマイナス金利で低金利ですが、今後金利があがってくる可能性はゼロではありません。そういった時に、ローンの金利が上がり、変動金利を選択している場合は返済が苦しくなる可能性もあります。だからこそ、その時の価格ですぐに即決してはいけません。
今は不動産を買うべき時期なのか?しっかり見極めることが必要です。正直、東京五輪が終わるまでは高止まりする可能性が高いですね。
新築のマイホームが欲しいという夢をあきらめる
これも、今わたしがマイホームもっていなかったら、選択肢に入ってくると思います。新築物件ではなく、新中古物件を探す、ということです。中古になるだけで、おそろしく値段が下がります。
比較的新しい物件であれば、そこそこ綺麗ですし、リフォームして住むというのもいいと思います。とりあえず、 「マイホームは新築しかない」という幻想を捨てるのは大事です。
わたしが今、マイホームを探すとしたら、絶対にまず中古物件を回ると思います。
老後にマイホームを購入という手段もある
何となく結婚して、子供を持ったらマイホームという昭和の価値観がいまだに日本には浸透しているような気がします。
家族持ち=マイホームというのは、不動産を買わせるために、日本政府が植え付けた価値観です。国民に不動産を買わせようと教育したからなのです。それが今でも残っていて、「家族を持ったらマイホーム買わなきゃ」というイメージが浸透しているだけなのです。
家族をもったら、家を買わないと一人前じゃない、みたいなイメージありませんか?別に賃貸でもいいのに。今の増税時代に、身に余る多大なローンを組んでマイホームを買う価値ってほぼ無いに等しいです。
わたしは、子供たちが巣立った後、終の棲家として、コンパクトな中古物件のマイホームを現金で買う、とかでもいいと思います。資産運用をきっちりしていけば、老後に現金一括で中古物件の家を買うくらいのお金はできてると思うので。
4000万、5000万の物件を買って、1000万以上の追加ローンを払うより、老後に1000万円程度の中古物件を買う方が、お得に暮らせるとわたしは思います。
老後資金は働く&資産運用でなんとかなる
老後資金は一番何とかしようと思えば何とかなる項目です。メディアは必要以上に煽りすぎだと思います。
老後まで20年あるのであれば、資産運用で十分老後の生活資金を稼げる時間があります。
資産運用は、安全に回しても時間が味方してくれるからです。
むしろ、早く始めれば始めるほど有利なので、マイホームを買う頭金で資産運用を始めたほうが絶対にいいとわたしは思います。
たとえ、今50代で、老後まで時間がなくて資産運用だけでは間に合わなくても、 働くことを選択肢に入れれば何とかなるのではないでしょうか。
今は年金が破たんすることがわかっているので、日本政府も老後も働けるように制度を変えています。実際、老後はゆっくりしたいよ、と思ったとしても、働くことができるとすれば、老後破たんという最悪の結果は免れるかと思います。家でゆっくりするより、働く方が健康的かもしれませんしね。
年金+資産運用+働く
これで、生活苦になるレベルの老後にはならないと思います。
老後破綻は恐怖ですが、やりようはいくらでもあります。
参考:近所の夫婦の生活が老後破綻してるっぽいんだけど立ち直る方法を考えてみる
資産運用がある程度軌道に乗っていて、資産が構築できていれば、かなりゆとりも持てるし、働かなくてもよいレベルになっているでしょう。
わたしは、老後はお金に迫られて働く、ということはしたくないので、(働くなら自由選択で働きたい)資産運用で老後資金を賄えるようにいろいろ仕掛けをしています。わたしがやっている資産運用は別のブログにまとめていますので、興味ある方はご覧ください。
まとめ お金の使いどころを考えることが非常に大事
これからの日本では、人生において、どこにお金を使うのか考えることが非常に大事です。
順番も大事ですし、資金バランスも考えなくてはなりません。昭和時代の価値観はいったんゼロにする必要があるでしょう。
マイホームがなくてもいいじゃん。
私立に行かせなくてもいいじゃん。
老後も働けばいいじゃん。
これくらい、ある意味スッキリと覚悟できればいいですね。
わたし自身は、昭和の価値観のままマイホームは買ってしまったので(ちょっと後悔)、今後のお金の使いどころとしては、資産運用で老後資金は貯めて、子供の教育や経験にお金を使っていこうと思っています。
あなたはどこにお金を使いますか?よくよく考えてみてくださいね。
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