こんにちは!星乃(@madoka_hoshino)です。
あなたは浪費家タイプですか?それとも倹約家タイプ?
浪費家の人、お金が貯められない人、お金の管理が下手な人の買い物の仕方には特徴があります。
わたしは完全に倹約家タイプで、お金を貯めることが得意でした。無駄遣いが好きではなく、効率よくお金を使いたい、と思うタイプでした。
仕事に忙しく、あまり使う機会がなかったのもありましたが、「お金を貯める」ことが好きだったため、どんどんお金がたまっていきましたね。
逆に周りの人の中には、あればあるだけ使ってしまう人もけっこういました。稼いだら稼いだだけ使ってしまう。そんな人を観察していて、ある特徴に気が付きました。
倹約家と浪費家、どこが違うのか。そして、どう考えれば浪費を辞めることができるのか。浪費家タイプはどうやってお金を貯めればいいのか。お金を貯めることが得意な星乃の視点からのアドバイスを書いてみました。
あなたは浪費家タイプ?その特徴とは…
あなたは浪費家タイプですか?
●毎月お金が足りない
●給料日の1週間前にはもうお金の工面に苦労している
●なんでこんなにお金が無くなっているのかわからない
●使っているつもりがないのにお金がない
●特別高いものを買っているわけじゃないのにお金が貯まらない
ひとつでも当てはまるものがあるのなら、あなたは浪費家タイプと言えるでしょう。
浪費家タイプの特徴は、「なんとなくお金が無くなっている」と感じることです。
もちろん、なんとなくお金が無くなることはありません。どこかで使っているからこそお金が無くなるわけです。つまり浪費家タイプとは、「無自覚でお金を使うタイプ」と言えます。
浪費家は買い物を「欲しい」だけで判断している
浪費家の人の買い物の仕方にはある特徴があります。
それは何かというと、「必要かどうか」で判断せず「欲しいかどうか」で買ってしまうことです。
もちろん、「欲しい」という気持ちで買い物をするのは間違っているわけではありません。わたしも「欲しい」で買い物をすることはあります。
ですが、浪費家の人の「欲しいで買う」は自分の収支を計算せずに買ってしまうという特徴があります。
なので「食費」や「光熱費」「子供のために貯めていたお金」など、本当はとっておかなければならないお金まで使い込んでしまうわけです。
お金の管理ができている人は「欲しい」で買ったとしても「余裕がある分」「使ってもいいお金分」を決して超えることはありません。
必ず、自分がいくらくらい自由に使っていいお金があるのか把握している。把握してるからこそ「何に使うか」をきちんと吟味します。吟味するからこそ、欲しいで買ったとしても、無駄な使い方にはならないわけです。
浪費家の買い物は3回待て!
よく言われるのが、欲しいと思っても、その場の勢いで買わず3回待て、というもの。3回も欲しい、と思ったら、そこでようやく購入するということです。これ、原始的な手段ですが、意外と効果があるんです。
お金の管理ができていて、自分のことも把握している人は、自分に必要なモノを自分で把握していますから、瞬時に買う買わないを判断できます。
けれど、浪費家タイプの人、お金の管理に自信がない人、お金が貯められない人は3回待つ、という方法を実践したほうがいいかと思います。
たいていは欲しいと思った時が一番物欲のボルテージが高い時なので、いったん時間を置くことによって、そのボルテージを下げて冷静にさせるわけです。
あの時は絶対に欲しいと思っていたけど、時間をおいてみたら、それほど欲しいわけでもなかったわ。なんて経験は誰もがあるかと思います。
なので、強制的に冷静な状態においてみて、それが本当に必要かどうか判断する、というわけです。ベタな方法だけど、一定の効果はあると思います。
浪費家がよく言う「自己投資」それ本当にあなたに必要?
自己投資は大事!
よく聞く言葉です。間違ってはいませんし、自己投資は大事です。
ですが、浪費家の人の自己投資は、ほぼ「事故投資」になっていませんか?
自己投資という名目で、これ本当に今のあなたに必要なものなの?というものをガンガン買って金欠になっている人をよく見かけます。
よくいるのは、いろいろなセミナーや講座に顔を出しまくってる人。次から次へと大金をつぎ込んでしまっている。それで結果が出ているならいいですが、そういうわけでもない。完全に「事故投資」ですよね。
自己投資につぎ込み過ぎて、お金が無くなっている人、まず落ち着きましょう。自己投資をいったん止めましょう。
結果が出てないなら「事故投資」になっていると思った方がいいです。
結果を出すことではなく、 「自己投資すること」そのものに快感を覚えてしまったり、自己投資に依存している可能性があります。
このように、自己投資中毒に陥っている場合、何が自分に必要な投資なのか、全くわかってない可能性が高いです。
ですから、とりあえずいったんお金を使うのを止める。高額な自己投資を止めることをおすすめします。
浪費家の「必要」は危険!正しい判断をしよう
実は「欲しいモノではなく必要なものを買う」という、浪費を防ぐ買い物の仕方をしていたとしても「落とし穴」があります。
それは何かというと、浪費家の人は「欲しいから必要な理由を無意識で考える」というものです。周りの浪費家タイプを見ていて、思うのですが、見事に同じ考え方をしています。
本当に必要だから買うのではなく、買いたいから、必要な理由を考えるのです。しかも、無意識に。あれに使う、これだから必要、なんてのを買いたいがためにアレコレ理由をつけるのです。
「必要」と「欲しい」をごっちゃにしているわけです。
買い物というものは、理性で買っているように見えて、実はほとんどが感情で買っています。だからこそ、世の中には感情を揺さぶるようなマーケティング(広告)があふれているわけですね。
必要で買っている、と聞いても、その内容を聞いていると、それって、他のものでも代用できるよね?というものだったり、生活費を削るほど、重要なものでもないよね?別に買わなくても何とかなるよね?というものだったりするのです。
感情で買い物してしまう人に限って、お金がなかったり、毎月苦しかったり、借金してたりするので、お金を使いこんでしまうタイプはこういう考え方なのだなと分かったのです。
感情で買い物をしてしまう人、欲しいと必要をごっちゃにしてしまう人、これらの人は、自覚できるチャンスが少ないので、買い物の仕方を改める、といっても難しいかもしれません。
浪費家はどうやって直す?
浪費家の人はどうやって直していけばいいのでしょうか。その方法をいくつか書いてみます。できる方法から実践してみてください。
お金の管理が得意な人に任せる
お金の管理というのは、得手不得手が確実に存在します。
子供の頃の教育も影響しているのかもしれませんが、性格の部分も大きいと思います。大人になってから、劇的に変わることができるかといえば、何か大きなキッカケがないと難しいかなと思います。
我が家はわたしがお金の管理が得意で、塩パパは苦手なタイプです。あればあるだけ使ってしまう、必要と欲しいをごっちゃにしてしまう、という上に書いた浪費家の特徴がすべて当てはまっています(苦笑)
浪費家の人は、 自分が浪費をしていることに気づいてないことが多いですし、その原因も自覚がありません。なので、自分で直すよりは、誰かを頼るという手がいいです。
お金の管理を誰かに任せるということです。倹約家の家族がいればそれがいいですね。奥さんや旦那さんなど、金銭管理がうまい方に家計などは任せるとうまくいきます。
我が家はわたしが完全に金銭管理をやることで、無駄遣いもせず、投資や貯金にお金を回すことができています。
頼る人がいない時は銀行を頼る
とはいっても、頼る人がいない、お金の管理が上手な人が周りにもいないという人もたくさんいるかと思います。そういう時は、銀行を頼る。
例えば、給料などを毎月一定額必ず天引きして貯蓄する。
毎月一定額を資産運用に回すように設定する。などです。自動で自分の手を煩わせずやることが大事です。
要は、あればあるだけ使ってしまうのであれば、「ある」部分を強制的に減らすということ。必要な分、貯蓄の分が引かれていれば、残ったお金は使ってしまっても構わないわけですから。
あればあるだけ使ってしまうタイプの人は「額はあまり関係ない」んです。手元にあるお金を使ってしまうので、いかにして「手元にお金をなくす」ことが大事なんです。
貯蓄をしていてもおろしてしまう、というタイプは、定期預金にしてしまうのもいいでしょう。本当は定期預金より資産運用に使った方がいいのですが、定期預金にすれば勝手におろせなくなるので、その効果は浪費家の人にとってはいいことですね。
光熱費、通信費などの固定費以外はクレジットカードを使わない
浪費家にとってクレジットカードは鬼門です。
使っている額が現金より把握できないからです。もともと浪費家は何にお金を使っているのか把握するのが下手な人。そんな人がクレジットカードを使ったら、さらに浪費することになるでしょう。
ですが、クレジットカードはポイントもつくし、とても便利なアイテムです。ですので、オススメの使い方は固定費だけをクレジットカードで払うという方法です。
要は、スマホ料金や家のWi-Fi料金、水道光熱費など、毎月必ず払うものをクレジットカード払いにする。これは、最初に設定しておけば自動でクレジットカード払いにしてくれますので、毎月気にすることはありません。
そして、クレジットカードは普段持ち歩かない。実際に買い物に使うのは現金で行う。これならば、 普段クレジットカードを持ち歩かないので、使いすぎることもありませんし、必ず必要な固定費はクレジットカードのポイントが付きます。
浪費家の人にオススメのクレジットカードの使い方はこれかなと思います。
絶対に普段持ち歩かないこと。これが大事ですね。金銭管理が得意な人は、クレジットカードは超便利なので使ってくださいね。
できれば家計簿をつける。おこづかい帳でもいい
できれば、浪費家の人には家計簿をつけてほしいですね。どれだけ自分が一か月に使っているのか、把握してほしいからです。
家計簿はメンドクサイという人は、おこづかい帳でもいいです。それもメンドクサイという人は、スケジュール帳の日付のとこにお金を使ったものをメモするだけでもいいです。
要は、「把握しましょう」ということなので。
スマホアプリを使うのもいいですね。わたしは家計簿にマネーフォワードというアプリを使っています。スマホでポチポチ打ち込むだけで、家計簿をまとめてくれるので、すごく便利ですよ。
参考:家計管理を夫婦で共有する方法→家計簿アプリが便利でオススメ!
まとめ 浪費家タイプはひとつでも対策しよう!
浪費家タイプはどんな考え方なのか?そして改善方法などを、倹約家の星乃の視点からまとめてみました。
あなたは欲しいと必要をごっちゃにしてないか?
感情を刺激されて、欲しいと思い込んで買い物をしていないか?
頭の片隅に思い浮かべるだけでも効果があるかと思います。
「世の中は買い物をさせるようにできている」ので、無自覚でいると湯水のようにお金を使ってしまいますので、気を付けましょう。
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